waxの日記

日常のひとコマ。見たこと、感じたこと、思ったこと…

渋谷「かつ吉」

渋谷のかつ吉という店に行ってきた。
渋谷駅東口から徒歩3分程、明治通り沿いにあるその店は、周りのビルとは雰囲気の異なる古く重厚な門構えで、前を通るたび、いつも気になっていたのだけど、立て看板にあるメニューの価格帯を見ると少々高めのようで、店内の様子もよくわからなかったせいもあって、今ひとつ入る機会を失っていた。

入り口は地下にある。

階段を下りていくと、薄暗い明かりの中に、江戸時代の武家屋敷のような重い引き戸があった。
なかなか雰囲気いいじゃないの! ここを開けると何があるのだろう?期待も高まる。
引き戸を開けようとして手をかけて踏ん張ったのだがなかなか開かない。
けっこう重い戸だなと横をみると、自動ドアの開閉ボタンが…押すと難なく開いた。


目の前に広がる店内は、古い木材で形作られ、温かい電球の光が優しく照らしていた。
静かなクラシックがBGMに流れ、明治時代にタイムスリップしたような雰囲気が漂っている。
店内は広く、2名で入った僕らは、20cm程はある分厚い木材の古めかしいテーブルに通された。
二人でこんなにスペース使っちゃっていいの?って程広いテーブルだ。
周りのお客さんも同じような広いテーブルに座ってゆったりお食事をしている。

テーブルには大きなメニューがドンと立ててあった。さあ見てください!って感じ。
(以前行った「びっくりドンキー」という店を思い出してしまった。)
さて、早速メニューを拝見。

やはり"とんかつ"がメインだが、他にもカキフライやクリームコロッケ、ビフテキなどの類もあって、どれも美味しそう。選ぶのに困ってしまう。
他のお客さんが注文した"特大車海老"が目の前を通る。
とっても大きくてビックリ。予算があったら一度頼んでみたい…。

今回は、ひれかつ、カキフライ、えびかつ、かにクリームコロッケなど数点が入った「梅盛り二人前」と、定食セット、ビールを頼んだ。


テーブルの横にはすでに3品(たくあん、もやし、らっきょう)おいてあって、つまみ食いできる。
とっても美味しくて、これだけでも沢山ご飯が食べられそう。

早速ビールが届き乾杯。その後すぐ大きな海草サラダがやってきた。ドレッシングをかけて食べると、これまたとっても美味しい。
横の3品もつまみながら、メインディッシュを待つ。


程なく梅盛りと、青しそご飯、赤出汁が届く。ご飯とみそ汁は、おかわりし放題とのこと。

早速箸をつけると予想通り、こちらも美味しくて、青しそご飯をおかわりしながら、猛スピードで平らげてしまった。
おかげで食べ終わる頃には、お腹もパンパン!かなり苦しい。
そんな頃、御茶がやって来た。

なに茶か聞き忘れたけど、茶色の御茶です。ハ〜気持ちも落ち着く。
飲み終わる頃に、今度は"青しそ"?緑色の御茶がやって来る。ちょっと酸味のある爽やかな味わい。温かいおしぼりも頂いた。

なかなか心配りがよろしいようでとっても満足。(まあ、もうそろそろお帰りですか?って合図でもあるんだろうけど…)


それにしても店内の雰囲気、料理の味、店員の礼儀正しさ、とっても満足でした。
値段は少々高い気がするけど、十分元は取れます。
雰囲気満点の店内の写真を取れなかったのは残念。
ご興味ある方は、「かつ吉」のWEBサイトまで。
また機会があったら、友達誘ってやって来よう。