waxの日記

日常のひとコマ。見たこと、感じたこと、思ったこと…

ブックファースト

10月14日ブックファースト渋谷店が閉店した。
渋谷で最大の売り場面積を誇った大型書店ブックファースト
好きな書店だっただけにとても残念だったのだが、
10月18日。替わって渋谷駅前の地下に、規模を縮小した
ブックファースト 渋谷文化村通り店がオープンした。
そこは少し前まで「旭屋書店」が入居していた場所で、時々立ち寄った記憶もあるが、地上からは目立たない場所で店内も狭い。
ここに店舗を作るのなら期待できないなと考えていたのだが…


今日たまたま近くを通ったので立ち寄ってみた。
すると想像していたイメージとは全く違っていた。
↓地下1階入り口  〜何となく期待感が込み上げてくる…
 

店内の雰囲気は…他店の比喩で申し訳ないがブックセンター青山風とでもいうのかな?なんだかとてもスタイリッシュで、明るく清潔感がある。


特徴的なのは書籍の陳列方法だ。
ほとんどの書籍が、棚の上にズラッと表紙を見せて並んでいる。
WEBで調べたら、こういう陳列方法を、面陳(めんちん)と言うらしい。
雑誌等ではありがちな並べ方だが、それ以外の書籍も含め、多くの書籍がその形で陳列され、光が当てられている。
カラフルな色合い、刺激的なロゴ、気になるコピー。
表紙が見える形でズラッと並べてあると、情報がこんなにも刺激的に目に飛び込んでくるものなのか。
俺を手にとって読んでくれ!と言わんばかりに、それぞれの冊子が訴えかけてくる。 そして何というか、そう、書店というより雑貨屋さんに入った時のようなウキウキとした楽しい気分にさせられる。 目的も無くフラっと立ち寄った時にでも、必ず気になる書籍に出会えることだろう。
実際この日、様々な書籍・雑誌に目を奪われてしまい、思わず長居してしまった。


※ちなみに陳列方法の正式な呼び名について調べてみたら、平積み(台の上に表紙を上にして積み上げる陳列)、棚差し(図書館の書庫のように背表紙が見えるように棚に入れる)、そして面陳という3つが、代表的な陳列方法らしい。


店舗は地下1階(こちらがメイン)と、地下2階にフロアが分かれている。
ビジネス書や技術書などが置かれた地下2階のフロアは少々狭いが、より落ち着いた雰囲気が漂っていた。
↓地下2階入り口 ※ちなみに天井に見える突起物は全てTVカメラ


そんなわけでとても好感の持てる店舗に生まれ変わり嬉しくなった。
日々素敵な本との出会いを探し求める本好きピープルには、おすすめの書店となりそうだ。


ブックファースト渋谷文化村通り店』
渋谷第一勧銀共同ビル地下1階・地下2階
営業時間 10:00AM〜11:00PM
-ブックファースト公式サイト-