「マグロの頭」が2つ入って半額250円で売っていたので買ってみた。
ん〜可愛い目をしている。ちょっとグロイのでミニ写真で…
マグロの頭を調理したことは無かったが、まあ煮込むなり、焼くなりすれば良いハズ。
マグロの目玉にはかの有名なDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富といわれる。
DHAとは、頭を良くする成分が多量に含まれていて、血液をサラサラにする、目にも良いなどと言われているが、今の自分には最も必要な成分。
サプリでは時々飲んでいたけど、一度、生のDHAをたらふく食べてみたかった。
後ろから。美味しそうな肉付き。牛肉みたい。
レシピを知ろうと、インターネットで「レシピ マグロ 頭」で検索。
「マグロの兜焼き」で幾つかヒット。ふむふむ。
出てきたレシピを参考にして、自分なりに調理開始!
砂糖・醤油・みりん・お酒、ついでに麺つゆなど適当に入れてタレを作る。
マグロの頭全体に、ひたひたとタレを付けたら、アルミホイルで包み込む。
ガスコンロにグリルがついているので、それを使って焼くことに。
と、不安的中。マグロの頭が太すぎて、グリルに入らない…
あと1cm程で入る…しかたないのでちょっと削り、押しつぶし無理矢理グリルに挿入。
ん〜焼けてます。焼けてます。
ちょっとアルミホイルに火が付いている気もするけど気にしない。
火が不完全燃焼しているような気もするので、念のため換気扇をON!
↓美味しそう! というよりは、はやりグロイ。
彼らの目を見ていると、ちゃんと中まで焼けているのか不安。
念のため電子レンジで、2〜3分加熱してみることにした。
(^o^)/
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(^_^)v
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チ〜ン!
なんじゃ!コリャー!?
できあがったマグロの頭は、すでにマグロの頭にあらず。
とってもグロテスクな形に生まれ変わってしまった。
目玉の周りに飛び出ている丸いプラスチック状のモノは何?
どうやら、目の周りの肉(というより柔らかいゼラチン質の部分)が溶け落ちて、目の回りにあった"めん玉ケース?"のようなモノだけが残って飛び出ているようだ。
その中には、恐らく目の角膜?水晶体?らしきグレーのぶよぶよしたモノと、めん玉そのものが蒸し固まったものだろうか?1cm程の白いボールが入っていた。
この段階で、料理…というより解体作業。
目の部分をくり抜いて、本体と分離。
先に作っておいたタレを上からかけた。
とりあえず美味しそうには見えてきたかな…
DHAがどの部分に入っているのか分からないので、全て食べてみることにした。
そうそう、インターネットでレモン汁をかけて食べると凄く美味しいとあったので、ポッカの「食卓レモン」もかけてみる。
【お味評価!】
・ぶよぶよの角膜? ちょっと気持ち悪い。オススメしません。
・白いボール 適度な堅さで、うっすら塩味。まあまあ。
・マグロ本体の肉 結構肉が付いているのかと思いきや、実際は骨の周りにうっすら肉が付いている感じ。こそげ落として食べてみたら味は美味しかった。
・いよいよ目の後ろ部分に箸を持って行く。
この辺は肉というよりとろとろ・ぶよぶよのゼラチン質の固まり。豚の角煮についているゼラチン質と近い感じだ。
これは脂肪らしいが、不飽和脂肪酸という体に良い脂肪ということで、後で調べたらDHAもこの辺に含まれているらしい。
ガッツリ食いついて、ご飯と一緒に食べてみたら、なかなかいける味だった。
僕の好きな、脂のコッテリ乗った「鮭のハラス」を焼いて食べた時の感じに近いかな?
とはいえ、鮭のハラスもそうだが、脂コッテリのゼラチン質は、好みにもよるが、単品で食べるには少々胃がもたれる。やはりご飯と一緒に食するのが良さそう。
と言うわけで、初の「マグロの兜焼き」挑戦は一件落着した。
今回は調理したというより解剖実験?をしたような感覚ではあったが。
またお値段が安い時に出会ったら、再挑戦してみたいと思う。
これだけDHAを食べたのだから、
明日の朝には、きっと凄い効果が現れているはず!?