waxの日記

日常のひとコマ。見たこと、感じたこと、思ったこと…

ワンセグケータイ

仕事帰り池袋に寄った。池袋に来る目的はいつもジュンク堂
世界一の売り場面積を誇るという巨大書店ジュンク堂は本好きの私にとっては聖地に近い存在。 館内は広く落ち着いていて、たいがいの本は必ず見つけられるので、真剣に本を探したい時、あるいは行き当たりばったり、様々な本との出会いを楽しみたくなった時には、必ずココに来ることにしている。
その期待は裏切られることもなく、館内を移動しながら次から次へと面白そうな本を見つけては読んでいると、いつも閉店のアナウンスが流れだし、後ろ髪を引かれる思いで店を出るのだ。 今回も例により閉店時間ギリギリまで居座って、急かされるように店を出た。


ジュンク堂から池袋駅までは少し遠い上に、道が狭く人通りが激しいので少々ストレスになる。駅に向かって歩きかけたとき「そうだバスで帰ろう。」そう思い直した。
駅前のバス停にはお爺さんが一人座っていたが、さすがに22時を過ぎると人も少ない。バスもまもなくやって来て、余裕で席に座ることができた。渋谷行きはこれが最終らしい。
時間に余裕がある場合に限られるがバスもなかなか悪くない。
適温と程良い揺れに眠気を誘われつつ、窓の外を流れる街並みをゆったりと眺めながら帰る。 所要時間は約30分程度だろうか。電車なら15分で着けるのだが、時間には代え難いものがある。


さて、いつもなら窓の外を眺めて過ごすのだが、そのときは少し違っていた。
借り物だが、auワンセグケータイ 「W41H」を持っていたからだ。
最近話題のワンセグ放送だが、実は一度も見たことがない。
昔、はじめてケータイでTVが見られるという端末(ボーダフォン製)が出たとき、店頭で使ってみたことがある。 しかし電波の状況が悪い都内では、まともに見られるチャンネルは少なく、画面も乱れていた。使っていると電源も直ぐ切れてしまうと言うし、とても購入したいとは思わなかったが、それでもケータイでTVが見られる時代になったんだと関心した記憶がある。

そんな経験もあって、あまり期待もせず、W41HのTVを使ってみることにした。
バスの中でTVが観られるなんて、想像もしてなかった。
(ちなみに優先席付近でのケータイの電源はお切り下さい…と一言)
ちょうどケータイに差し込むイヤホンもあったので、使ってみた。
視聴にちょうど良い形に変形させ、TVスイッチを入れると、想像以上に綺麗なTV画面が表示された。

自分のケータイで、ワンセグケータイの写真を撮ってみた。実際にはもっと綺麗なTV画面が見えている。乗客の皆さんは、いったい何をしているのかと気になったに違いない…

チャンネルを変えてみたが、1〜12ch中10局が難なく観られ画像も音もクリア。これは驚いた。 番組にもよるが、画面下にナレーションやセリフを字幕表示してくれるので、音声を消していても十分楽しめる。思えば以前使ったTVケータイはアナログ放送、ワンセグはデジタル放送だ。画質や受信状態はその差もあるのだろうが、これなら十分に使える。
このauW41H端末。店頭でみるとちょっと分厚くてどうなんだろうと思っていたが、意外にも使ってみるとその良さが分かる。液晶画面を反転し折りたたんで横に持つと、ちょうどPSPのようなスタイルになって、TV視聴にはとても都合が良い。


そうこうしているうちに渋谷に着いてしまった。
帰路渋谷駅周辺を歩いていると、いつのまにかあちらこちらに「スーパーマン」が出没していることに気付く。
ちなみにビックカメラ東口店の前にあるスーパーマン リターンズの看板は、かなり変な顔をしたスーパーマンだ。二枚目のブランドン・ラウスとは似ても似つかない。後で分かったが、これは看板を作った人が悪いわけではなく、元々オフィシャルサイトで使われている絵も同じものであった。やっぱり変だけど…
最後に渋谷駅で発見したスーパーマンの写真をパチリッ!どこにいるか分かるかな?