waxの日記

日常のひとコマ。見たこと、感じたこと、思ったこと…

読谷(よみたん)のすてきな空間

沖縄で過ごす最終日。
今日の天気は快晴。
僕は沖縄のジリジリと肌を刺す強い太陽光が大好きだ。
光が作り出す物体の影が、
強いコントラストとなって、モノの形を浮かび上がらせる。
深く青い空と海、家々の白い壁や、寂れた看板の文字などが、
強い光に反射され、強烈な色と形になって目から飛び込んでくる。
外の世界がリアルに感じられて、
自分がそこに存在していることを強く実感できる。

今日は沖縄本島の中で最もお気に入りのエリア読谷周辺をドライビング。
まずは残波岬(地図)
東シナ海の青い海。断崖絶壁の岩々と海風に揺れる植物達の先に、白くそびえ立つ灯台が見える素晴らしい景観。
ここは夜にくると満点の星空も眺められる素晴らしい場所だ。
そういえば子供の頃眺めていた田舎の夜空もこんなだったなとしばしタイムスリップもできる。今回は初めて灯台に登ってみた。頂部までの階段は一苦労だったが、やはり上からの眺めは絶景だった。


灯台そばにあるオープンカフェ?でしばし休憩。かき氷が美味しかった。


次は残波ビーチを通り過ぎ、海沿いのサトウキビ畑を抜けて、ニライビーチへ向かう。
このサトウキビ畑を抜ける道はとても癒される空間で、
読谷が好きな理由も、綺麗な海と、このサトウキビ畑の癒しのイメージがとても影響しているようだ。
夜に通ると、囲まれた背の高いサトウキビ林から何か未知の生物でも飛び出してきそうな、アメリカ映画などにありがちな、ちょっと怖い雰囲気もあるが、そこがまたミステリアスで好きだったりする。


ちなみに高台に位置する通称「像の檻」と呼ばれる楚辺通信所周辺の裏道もサトウキビ畑に囲まれ、とてもミステリアスな空間だ。(地図)


↓下の写真は読谷村役場の前にある元滑走路だったという道路。地図

夜は街灯などもなく、車のヘッドライトを消すと、驚くほど真っ暗闇になるので、星空が綺麗な日には、まるで宇宙空間に浮いているような気分にすらなる。


話が逸れてしまったが、ホテル日航アリビラの前を通り、ニライビーチに着いた。
正直どこからどこまでがニライビーチなのか分からないので、実際に足を下ろした場所はそれているかもしれない。近くにNHK大河ドラマ琉球の風」のセットで使われたと言う石垣の埠頭があったので歩いてみた。
人影は少なく、ゆったりと綺麗な海辺を満喫できた。地図

読谷へは那覇から車で58号線を北上し、約1時間(混み合う時は1時間半程)で到着できる。
15分程南下すると人気のアメリカンビレッジ北谷町)へ、
北上すればさらに綺麗な海が広がる恩納村や「美ら海水族館」がある本部半島へアクセスでき、
太平洋向きに横へ移動すれば、東洋一の長さを誇る海中道路へ。
本島中部に位置する読谷村は、なかなか良いポイントに位置している。(地図)